鳴く踏切。


 湿度の高い朝。傘を持って職場へ向かう。


 どこかぼんやりとしてしまってエンジンがかからない。


 雨が降りそうで降らない中を傘を持って退勤。


 本屋へ。
 まだ、岡崎武志山本善行「新・文學入門」(工作舎)は見当たらない。



 志ん朝佃島」を聴きながらバスで帰宅。


 高島俊男お言葉ですが…別巻1」を数編読み、「滝田ゆう傑作選『もう一度、昭和』」の残りを読む。「泥鰌庵閑話」と「滝田ゆう歌謡劇場」からのセレクトだ。滝田漫画に結構雨のシーンが多いことに気づく。今日も雨はサタサタと降り、踏切がケーンケーンと鳴いている。


 「空想書店書肆紅屋」を見たら、東京の大型書店で「新・文學入門」がもう発売されていることを知る。できれば『サンパン』と一緒に東京堂3階で買いたいのだが、いつ行けることやら。