暗闇でガックリ。


 あれこれと仕事に追われているうちに9時を過ぎる。いつの間にか職場の部屋には僕ひとり。
 それでも挫けずパソコンに向かってエクセルをいじっていると、いきなり照明が落ちる。見回りの警備員が無人と勘違いしたらしい。
 やる気も一緒にブラックアウト。


 本屋へ。

  • 洲之内徹が盗んでも自分のものにしたかった絵」(求龍堂
  • 『大航海』No.67

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 前者は宮城県美術館所蔵の洲之内コレクションの絵画に「絵のなかの散歩」や「気まぐれ美術館」シリーズの文章を添えた画文集。ところどころ挿み込まれている肉筆原稿がいいアクセントになっている。


 後者は“日本の思想史の核心”という特集。小谷野敦「近世文藝の位置づけ」、齋藤希史「思惟する主体 湯川秀樹と漢文脈」、苅部直×片岡龍「思想の漢文脈と和文脈」などが気になる。


 帰りのバスで柳家小三治「千早振る」を聴きつつ帰る。