花よりカード。


 天気がよく、気温も高い。まさに花粉日和。しかも、こういう日に限って野外での仕事が待っているのだ。


 ミル・マスカラスに弟子入りしたかのようにマスクマンとして過ごす。


 夕方から仕事関係のパーティーがあり、そこでかごに入った花束を貰う。ビニールのカバー越しに封筒のようなものが見える。そこに“図書カード”の文字が。おお、うれしや。
 正直、花束をもらった時はこれを電車とバスを乗り継いで家まで持って帰らなければならないのかとガッカリ(我ながら失礼なヤツだ)したのだが、これが図書カードケースだと思えば荷物でもなんでもない。


 地元の本屋をのぞくと、村上春樹新訳2冊(ティファニー&ペット・サウンズ)が平積みされていた。今日はチェックするだけ。『yom yom』も手に取ったのだが、ピンクに住むパンダに気圧されて平台に戻す。内容はおもしろそうなんだけどな。


 帰宅して、天候に恵まれた今日の外市はどうであったろうかとあちこちブログチェック。外市で買った本をアップしている日記をいくつか見つける。そこに挙っている書名を見ると、みなさんいい本を出しているなあと感心する。


 そう言えば昨日のブログでNEGIさん(id:foxsya)が外市出品予定本リストを掲載していたが、それを見て唸りましたね。なんでそんなにいい本ばかり揃えられるのだろうか。最近の話題本も多く、まるで趣味のよい新刊セレクトショップのようだ。これでは武藤さん(id:mr1016)が昨日の日記で戦わずして「負けた」と言うのがよくわかる。本気になったNEGIさんの怖さがよくわかりました。僕は絶対に売り上げ対決に参加しないようにしよう。くわばら、くわばら。


 明日は、開店時から追加本を持って参加いたします。他のお店の充実度を考えても、明日は「火焔太鼓」の道具屋が《一日中、ずうっと負けていましょう》というように値下げを考えなければいけないだろうなと思っております。お時間のある方は明日も覗いてみてください。