活字から少し離れて。

 このところの風の冷たさはちょっと尋常じゃない感じ。野外仕事がつらい。


 クリーニング屋が閉まる時刻が近づいているため本屋には寄らずバスに飛び乗る。


 帰宅して一昨日録画しておいた「鞍馬天狗」第2回を観る。それなりに楽しむ。


 帰りにコンビニで買った『週刊文春』から坪内祐三文庫本を狙え!」を。岩本素白東海道品川宿」(ウエッジ文庫)が登場。坪内さんは結城信一「評論・随筆集成」(未知谷)を紹介しながら「東海道品川宿」の魅力について語っている。結城本がだんだん欲しくなってきた。


 最近、時間がないわけではないのだが、まとまって活字が読めない。まあ、そういう時期なのです。
 そこで『彷書月刊』2月号から黒岩比佐子「『死出の道艸』を読む」だけは目を通した。


 仕方がないので、「のだめカンタービレ」の第15巻を再読。正月放送のヨーロッパ編の原作にあたる部分。何も考えず、ぼんやりと読んだ。


 昨日、京都の古本カフェ「黒猫堂」の店主の方が亡くなったことを知った。昨年10月にお店を訪ね、短い時間だがお話をしたことが記憶にあたらしい。京都にひとつ寄るべき場所が増えたと喜んでいたのだが、寂しいことです。『Arne』のバックナンバーを買ったら、以前に勤められていた祗園書房(残念ながらこの店もなくなってしまった)の紙袋に入れてもらったことを思い出す。