炬燵で鞍馬天狗。


 現実を受け入れること。そしてその現実にどっぷりとははまらないで、すこし離れた場所から肩の力を抜きながら眺めていられたらいいと思いながら日を暮らす。


 昼はクオリティー烏龍茶(黄金桂の一番茶)をいれてポークピカタを食べる。


 夜、退勤し本屋へ。

 『京都に住まえば…』というコンセプトの雑誌。今回は京都の商店街特集。大好きな錦市場も出てくる。ただ写真を眺めているだけで楽しく。心穏やかになる。グレゴリ青山さんの連載「ヨソさんといっしょ」のゲストが近代ナリコさん。このお2人が初対面というのがなんだか不思議な気がする。
 ああ、また京都に行きたいな。漬け物食べたい。


 帰宅して録画しておいた「鞍馬天狗」を観る。炬燵の上にはヘルシア緑茶まろやかとカルビーポテトチップゆず胡椒味を準備。日本酒と肴を用意してオンタイムで見た友人とは随分違うな。まあ、細かいことは気にせずのんびりと楽しんだ。
 萬斎鞍馬天狗の大仰な芝居が楽しい。やはりこの人は異形・異能の風情を持った人だな。それに比して、共演者たちの味が薄いような気がする。桂小五郎役の石原良純天気予報士のギャグもすべってたしね。鬼平犯科帳の脚本家でもある古田求氏の脚本なのだが、ちょっと先を急ぎ過ぎているような感じ。
 なんだかんだ言っても、萬斎鞍馬天狗は魅力があるから、来週もまた見てしまうと思う。