日曜日はスロースターター。


 本日外市2日目である。追加の本を持って池袋の往来座へ向かう。


 オープンの11時に到着。すでにお客さんがちらほら。早速追加の本10冊ほどを箱に入れる。


 今日は天気もよく、陽もほかほかと差し込んでくる。これだけでうれしい。しかし、日曜日ということもあるのか、昼になっても人出があまりない。今日はあまり盛り上がらずに終わるのかなという思いが出てくる。


 向井さん、退屈男さん、武藤さんと池袋駅ちかくのしゃぶしゃぶ屋にランチを食べに行く。すき焼き御膳を食べたが、なかなかおいしかった。


 ちょっとジュンク堂に寄り道。先日から気になっていたこの文庫を購入。地元の書店には置いていないのだ。

東海道品川宿―岩本素白随筆集 (ウェッジ文庫)

東海道品川宿―岩本素白随筆集 (ウェッジ文庫)


 それから雑誌のバックナンバーからこれを。

  • 『Arne』10号

 この号には表紙に告知はないが、村上春樹邸が写真入りで紹介されているのだ。小さいメディアであるということと、大橋歩さんだということによる露出なのだろうが、村上氏がこのようなプライベートを公開するのは珍しい。


 往来座に戻ると大勢の人で賑わっている。スロースターターの日曜がやっと重い腰をあげたといった感じ。


 帰ってきてみると魚雷さんの文壇高円寺に追加があり、それを見ていたら思わず2冊手にとってしまう。

  • 田坂憲二「文学全集の黄金時代 河出書房の1960年代」(和泉書院
  • 中野翠斎藤佑樹くんと日本人」(文春新書)

 前者は昨年発売されたときから欲しいと思っていたもの。後者は、「本日、東京ロマンチカ」を読んでいてやっぱり読んでおこうと思ったもの。


 これからは帳場に入っていてもひっきりなしに本や雑貨を持ったお客さんが前に立つ姿が見られた。


 これまでコメントを何度かいただいたさくらさんと初めてお話しする。パトリシア・ハイスミスビョークの本を買っていただいた。また、だいこんの会でお世話になっているノンちゃんもニコルソン・ベイカーをお買い上げいただいた。お2人ともありがとうございました。


 

 あっという間に5時になり、撤収開始。もう何回もやっているので、みんなの作業スピードが驚くほどあがっている。


 打ち上げは手羽先が売りの世界の山ちゃん。御馴染みの向井さんによる売り上げ発表。
 わが“伴健人商店”は、23,000円の売り上げでした。計120冊ほど持っていって売れた本の冊数は81冊。これまでで一番多い数となりました。これは今回の目標が値段を押さえて数を売ることでしたので、それをある程度実現することができました。
 お買い上げいただいた皆様、またご来場いただいた皆様ありがとうございました。


 打ち上げ会はいろいろと盛り上がり、楽しく終了。次回は3月1日・2日と決まり、今からどんな本を持っていこうかとあれこれ考えるのが面白い。また、3月まで楽しみながらセレクトを考えていこう。