ミニ・ストック。

 仕事を終えて外へ出る。今日はそんなに寒くない。


 本屋で『ユリイカ』の森茉莉特集号やNHK教育の「知るを楽しむ」のテキストなどをチェック。このNHKのテキストはなかなか面白そうなものが多いのだ。


 サブカル系古本屋に寄る。100円棚から1冊。

  • ポール・セロー「ポール・セローの大地中海旅行」(NTT出版

 ソフトカバーながら上下2段組みで700ページを越える厚さ。長期旅行の携帯本にはもってこいだな。

ポール・セローの大地中海旅行 (AROUND THE WORLD LIBRARY―気球の本)

ポール・セローの大地中海旅行 (AROUND THE WORLD LIBRARY―気球の本)


 ちょうど同じセローの小説「ワールズ・エンド」(中央公論新社)の村上春樹訳が新書判で再発されたばかりなので、セットで読むといいかもしれない。

ワールズ・エンド(世界の果て) (村上春樹翻訳ライブラリー)

ワールズ・エンド(世界の果て) (村上春樹翻訳ライブラリー)



 中華丼と餃子で夕食を済ませた後、コンビニによって明日の朝食や飲み物を買ってからバスに乗る。いつもは、バスを降りたところにあるコンビニで買物をするのだが、そのいつも行っているコンビニが、今週改装工事のため昼の時間帯しか営業していないのだ。ある日、この店の商品がだんだんと少なくなっているのに気づき、何かあるのではないかと思っていたのだが、案の定先週末に改装を告げる貼り紙が出たのである。
 それにしても狭いスペースの中に商品をみっちり詰め込んだコンビニを見慣れた目に、あちらこちらに空の棚がある店内はなんだか奇異な感じがして落ち着かなかった。心なしかオカマ言葉の店長も少し寂しげな様子である。店長のリニューアルもあるのだろうか。改装後もミニストップのままであることは店員と客の会話で確認した。


 

【今日の洲之内徹

  • 正平さんの犬(「人魚を見た人」)

 今年も松田正平さんの家で大晦日を迎える洲之内さん。正平さんの家にいた歴代の犬の思い出から現代日本の文化へと思いは移る。