今日は遅番の日であるが、出席しなければいけない会合があるため早目に家を出る。
会合に出席したはいいが、ただ会議室にいて声がかかるのを待っているだけというの状態。ちゃんと事前にスケジュール調整をしてローテーションを組んでおいてくれれば、他の仕事を放り出した状態で椅子に座ってぼうっとしているなんてことにならずに済むのにと思いつつ時間をやり過ごす。
会合出席者には職場から昼食の弁当が出た。これで飯代本が買えるな。
8時ごろ職場を出る。夜空にかかる月は冴え冴えとしていてもう冬の月であった。
本屋へ。飯代本ならぬ弁当雑誌になった。ある意味『ku:nel』って弁当雑誌と言えるかもしれないが。
『BRUTUS』は“映画選びの教科書2008年版”。たっぷりとしてボリューム感のある映画特集だ。
『ku:nel』には2008年クウネルカレンダーが特別付録として付いていた。
レジ横で『本の話』12月号を貰う。
帰宅後、買ってきた雑誌をパラパラ。『ku:nel』掲載の岸本佐知子さんのエッセイ「こんにちは、わたしがママよ」が、相変わらずの岸本ワールド全開で楽しい。
『本の話』は小林信彦「黒澤明とその時代」と文藝春秋の新刊情報目当てで貰ってくるのだが、今回は佐藤優氏による亀井郁夫「ドストエフスキー 謎とちから」(文春新書)の書評が6ページもの長きにわたって載っているのにも惹かれる。
文藝春秋12月の新刊をチェック。
単行本では野上照代「蜥蜴の尻っぽ−−とっておきの映画の話」が面白そう。
新書はこの2冊が注目(12月18日発売)。
黒岩さんの新刊の紹介文に《ベストセラー小説『食道楽』(現在は岩波文庫)を書いて夏目漱石と並び称された作家が実践した、美食、食餌療法、衛生、おもてなし、賢い消費者になる方法からさらには美人になる法、そして断食まで。現代に通じる「食」へのこだわりのすべてを持った先駆者の知恵には、役立つ「食」のヒントが満載です》とある。村井弦斎関連本のひとつですね。『本の話』には「食道楽 四季の食卓」という仮題で載っていたのですが、黒岩比佐子さんのブログによると「食育のススメ」が正式な題名とのこと。
来月には他社から黒岩さんの新刊がもう1冊でるらしい。それは国木田独歩関係だと聞いているのでこれも楽しみだ。
ブログ散歩をしていたら三省堂「新明解国語辞典」の第6版が12月下旬に出るという報に接したのだが、これは「三省堂国語辞典」の第6版のことだったらしい。( http://d.hatena.ne.jp/urinin/20071120)。
「新明解」の第6版はいつ出るのだろう。出たらこれはやっぱり買ってしまうだろうな。