凪と貧乏性。


 6時に退勤。このところ凪のように何事もなく早めに職場を出られる日が続いている。
 しかし、心中はなんだか落ち着かない。こんな日々が続くわけがないと言う声がどこからか聞こえてきそうな感じなのだ。結局、貧乏性ってことなんだろうな。


 駅ビルのスーツショップでネクタイを2本選んだ後、伊藤園で烏龍茶2種類と紅茶1種類を購入。黄金桂を買おうとしたところ、新入荷のものを勧められたのでそれに変更すると、さりげなくささやくように「お目が高い」のひと言。世辞と分かっていてもどこか気分が高揚する。商売というのはこうやってするものだよなと実感。


 本屋で。

 “続「落語」入門”という特集。柳家小三治「千早振る」・「うどん屋」、三遊亭圓窓寿限無」のCD付き。


 いつもとちがうつけ麺屋で夕食をとってからバスに乗って帰宅。


 『サライ』付録のCDをかけながら入浴。小三治師匠の「千早振る」を聴いた。


 その後、こちらのCDを聴きながら読書。

ビストロ・バラッズ

ビストロ・バラッズ

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 【今日の洲之内徹

  • 夏の花(「人魚を見た人」)

 奈良に行った洲之内さん。法隆寺で修学旅行の集団に遭ってガッカリしたり、楽しみにしていた仏像が本物でなかったりしながらも、奈良を楽しむ洲之内さんの姿に先月末に同地を訪れた己の姿をダブらせて読む。