山本善行さんと。


 今日は同僚たちと別れて1人で仕事に出る。

 午前中に規定の仕事を済ませ、午後から時間を作って駈け足で本屋を回る。


 まずは、一乗寺までバスで行き、歩いて恵文社一乗寺店へ。

 叢書レスプリ・ヌウボオの1冊。この店で買うのが似合う本だと思い購入。

 歩いて萩書房2へ。店頭の均一棚に見覚えのある帽子をかぶった方が。山本さんだ。
 声をおかけしてしばらく立ち話。mixiでのbukuさんの話題などを教えてもらう。山本さんは恵文社の冬の古本市で作る小冊子の打ち合わせに僕と入れ替わりに恵文社へと向かう途中だとのこと。話しながら店内を見ると今朝別れてきた本好きの職場の先輩の姿が。お互い好きですねぇ。


 山本さんと別れ、白川通りを歩いてくるとちょうどバスが。ガケ書房近くのバス停まで行く。すると最近できたと言う全適堂という古本屋がやっている。店頭から200円で。

  • 中野利子「H・ノーマン」(リブロポート)

 これは集めている“シリーズ民間日本学者”の1冊。店内もこぢんまりとしていていいお店だ。


 歩いてガケ書房へ。

 前者は善行棚から。後者は山本さんや岡崎さんが寄稿している本屋特集のある雑誌。これで210円は安いよ。


 ガケ書房前のバス停から5番のバスに乗って四条河原町へ。そこから歩いて祗園に。
 中村吉右衛門御用達の「権兵衛」というそば屋で親子丼。京都独特の薄味だ。なるほど。

 寺町通りを北上して鳩居堂の脇を左に入り、ビルの中にある黒猫堂へあがる。密偵おまささんのお友達がやっている古本カフェだ。
 天気もよくすこし暑いくらいだったのでアイスコーヒーを頼む。女性店主の方とお話をする。ここもこぢんまりとして明るく、にぎやかな寺町通の喧噪も気にならず落ち着いてくつろげるスペースだ。 

  • 『Arne』3号

 すでに持っているのだが、村上春樹エッセイと安西水丸ファッション特集が載っている好きな号なので買っておく。これを読んでしばらくボタンダウンシャツの中にヘンリーネックのTシャツを合わせたりしていた。


 黒猫堂を出て、御池通を横切り、京都市役所の横を過ぎて三月書房へ。

  • 『ブキッシュ』3号

 木山捷平特集。持っていたような気がしたが、ダブっても持っていたい特集なので。


 駈け足ではあったが行きたいところにはほぼ行けたので満足して宿舎へ戻る。


 今日の携帯本は近代ナリコさんの「どこか遠くへ」。