「まほろば」再唱。


 今日は京都から奈良へ移動。

 一日中仕事。

 ただ、仕事途中に見た、刈り取られ干された稲穂、赤く色づいた柿の実、立ちのぼる白い煙という光景が忘れかけていた秋の日本の風景を思い出させ、印象深い。

 秋来ぬと目にさやかに見える光景であった。

 夜遅く、大浴場へ行ってみると誰もいない。ここは湯舟に滝が落ちるカタチで温泉が流れているため、大声で歌っても声が外に聞こえない。しめしめと前回来た時と同じさだまさしの「まほろば」を再び歌う。気持ちいい。