世間は3連休とやらだが、こちらは今日も出勤。
朝からTシャツに着替えて、あっちへ行ったり、こっちへ行ったり。
職場にみずほ銀行からクレジット機能付きのキャッシュカードが届く。2週間ほどかかると言いながらもうひと月近くが過ぎている。こちらの口座が給料振り込み先となっているため、このカードがないといろいろと困るのだ。
さすがに疲れて午後3時過ぎに退勤。
杵屋で遅めの昼食(かき揚げぶっかけうどん)を食べながら、職場から持って来た「超人 高山宏のつくりかた」の冒頭の“学魔口上”を読んだ。
6時に家を出て、眠気覚ましにブックオフ散歩。小高い丘を越えて行く。
この店に来るのは久しぶり。みずほカードが手元にある安心感なのだろうか、105円棚からたくさん買ってしまう。
- 庄野潤三「早春」(中公文庫)
- 海野弘「ココ・シャネルの星座」(中公文庫)
- 中村佐喜子「ロレンスを愛した女たち」(中公文庫)
- 石川達三「生きている兵隊」(中公文庫)
- 丹羽文雄「海戦【伏字復元版】」(中公文庫)
- 保坂正康「東條英機と天皇の時代」(ちくま文庫)
- 串間努「大増補版 まぼろし小学校 ことへん」(ちくま文庫)
- 山口瞳「江分利満氏の優雅なサヨナラ」(新潮文庫)
- 田中克彦「ことばの自由をもとめて」(福武文庫)
- 沢田サタ「泥まみれの死 沢田教一ベトナム写真集」(講談社文庫)
- 高野秀行「ミャンマーの柳生一族」(集英社文庫)
- 宮田珠己「東南アジア四次元日記」(文春文庫PLUS)
- 高橋英夫「京都で、本さがし」(講談社)
- 安原顯・編「私の貧乏時代」(リテレール)
家に戻り、坪内祐三「考える人」(新潮社)から、田中小実昌、中野重治、武田百合子、唐木順三の各章を読む。
坪内効果で、武田百合子「富士日記」(中公文庫)全3巻を読みたくなる。今日立ち寄った本屋で偶然「富士日記」を手に取ると、改版されて文字組が大きくなっていた。いま手元にあるのは、昔の版で文字が小さいため、読みづらいのだ。大きい方に買い直して、前のものは僕より若くて小さい文字も大丈夫であろう友人にあげてもいいなと思う。