売れた本が本になる。


 職場までの坂道を歩きながら、昨日よりちょっと蒸し暑さを感じる。
 ネクタイに首筋が違和感を感じているらしい。過ぎ去りし8月のクールビズを忘れられないようだ。


 仕事の合間に郵便局で「書肆アクセスの本」刊行基金への募金を送金する。外市で売れた本たちが「書肆アクセスの本」になっていく。


 仕事をしながら“弱さ”と“優しさ”と“優柔不断”という三位一体を人は“真面目”と呼びたがるのだなあと思う。


 昼食時に外市でNさんに貰ったラベンダー入りアールグレーを飲む。茶葉に混ざった明るい紫のラベンダーが美しい彩りを添えているのを目で楽しむ。


 退勤後、本屋へ。
 鹿島茂鹿島茂の書評大全(洋物編)」(毎日新聞社)を見る。売れたのか和物編はなかった。


 帰宅後、「『阿佐ヶ谷会』文学アルバム」を読み始める。今月に入り睡眠不足気味なので、すぐにウトウトしてしまう。


 今日もブログ散歩で自分の本を買った人のブログを見つける。その副産物のように外市で「ボン書店の幻」が売られていたことを知る。外市の初日から行っていたらたぶん開店前に買ってしまったかもしれない。


 あ、「エエジャナイカ」が更新されている!