バケツにシャンパン。


 朝から出張野外仕事。昨日と同じような曇天かと思ったら陽が差して暑くなる。


 午後3時に仕事を終えて池袋へ向かう。今日の携帯本は先日往来座で買った江戸家猫八「おかあちゃんは二人いらない」(ちくま文庫)を。2代目江戸家猫八を襲名する前に古川ロッパ一座にいたことを知る。


 午後4時過ぎ往来座到着。棚の前には多くのお客さんが。出品者のみなさんにご挨拶。古本カップルY&NさんのYさんが木山捷平木山捷平全詩集」(講談社文芸文庫)をプレゼントしてくださる。またNさんから英国土産のラベンダー入りのアールグレーをいただいた。
 伴健人商店の棚から好きな本を選んでいただいて返礼とする。


 外市の棚から以下の本を購入。

 3冊で600円。


 撤収の手伝いをしてから退屈男さんの先導で打ち上げ会場のポポタムへ。退屈男さんの手にはバケツが。そのバケツには氷水とシャンパン。ステキだ。


 ポポタムに着くと、南陀楼綾繁さん、ポポタムで個展をおこなっていた武藤さん、今日の打ち上げの料理を担当してくれたNEGIさんの姿が。とりあえず、乾杯。NEGIさんの料理はカツオのカルパッチョ、砂肝のウスターソース煮、豆のサラダ、ピリ辛手羽先とすべてうまい。下手な居酒屋の料理を遥かに凌駕している。またポポタムさんが茹でてくれたうどんもコシがありおいしい。続いて遅れて参加したベトナム雑貨のキムさんが揚げ春巻きを持ってきてくれる。ベトナムというと生春巻きが有名だが、普通の春巻きもあるのだそうだ。細身の春巻きもおいしかったな。


 また、NEGIさんが家から発見したという7年以上ものの梅酒が振る舞われる。すでに飴色を通り越して黒光りした液体となり、まるで紹興酒かと思わせる深みのある味わいの見事な梅酒でした。NEGIさんごちそうさまでした。


 初めて訪れたポポタムさんの本棚を見ていると以前から欲しかった原田治「僕の美術帖」(みずず大人の本棚)を発見。購入する。


 明日の仕事もあり、9時半に失礼する。今回の伴健人商店の売り上げは18000円。2万円には届きませんでしたが、46冊が売れました。お買い上げいただいたみなさまありがとうございました。この売り上げから3口(15000円)を「書肆アクセスの本」刊行基金に募金させてもらいます。