諸橋大漢和のつくりかた。


 今日は出張野外仕事。そのため外市へは行けない。「母さん、ぼくのあの本たちどうなったでしょうね」という感じで出張場所へ(まだ朝の7時じゃ外市はやっていないけど)。


 9月になり急に風が涼しくなった。曇り空で陽射しもなく過ごしやすい。夕方仕事が終わる。


 帰りのバスを途中下車して大勝軒横浜支店で夕食。大勝軒に入るのはこれで2度目になる。今回は合い盛を頼む。温かい麺と冷たい麺が2つ別々の皿で出てくるのだ。相変わらず面の量が多い。満腹。


 横浜駅西口の有隣堂に寄る。「超人 高山宏のつくりかた」(NTT出版)を探すが見当たらず。


 帰りの電車では斎藤兆史「努力論」(ちくま新書)読了。この説教調の書き方は一般受けはしないだろうな。おじさん世代には受けるかもしれないけど。
 個人的に興味深かったのは「大漢和辞典」を生涯かけて編纂した諸橋轍次氏とその大事業を一族をあげてバックアップした大修館書店の経営者鈴木一平氏の話。この2人の並外れたのめり込み方に感動し、つい「大漢和辞典」を書店に注文したくなる。置き場所もなく、本の下敷きになってしまっている「日本国語大辞典」(初版と二版の2種類ある)状態になるだけだというささやきが自分の心から聞こえてくる。それはともかく、大修館書店に好感を持つなあ。
 この本で東京の護国寺に昭和46年「大漢和辞典刊行記念の碑」が建立されていたことを知る。僕は護国寺近くの高校に通っていて、境内や墓地にも何度か足を踏み入れていたのにまったく知らなかった。


 帰宅してブログ散歩。外市を訪れた方も何人かいて買った本をアップしている。その書名をチェックして自分の本が売れているのを知る。ありがとうございます。
 今回の伴健人商店の売り上げは「書肆アクセスの本」刊行基金に募金いたします。
 明日は思ったより早く仕事をあがれそうだが、終了時間に間に合うかは微妙だ。


 世界陸上で男子の4×100mリレー決勝を観る。日本新記録更新するも5位に終わった。不調続きの日本勢のモヤモヤをかなり晴らしてくれる快走。TBSもホッとしたのではないか。後は女子マラソンだ。