シンガーソングライターとしてのアン嬢。


 ちょっと肌寒い感じの朝。久し振りに長袖のシャツにスーツを着用して職場へ。


 寝不足の頭をすっきりさせようとコーヒーとジンジャー入りのチャイを続けて飲むが、あまり効果はなし。


 一昨日の焼き肉会合でプレゼントされたウエアに着替えて野外仕事。今日は風が涼しく通気性のいいウエアでは少し寒いくらいだ。


 また、スーツに着替えて会議室へ。ここで立ったまま20分以上お偉いさんの話を聞いていたのだが、途中何度か意識を失いかける。眠い。


 明日の仕事の準備として配布用資料を茶封筒に入れる作業を済ませ、これでやっと帰れると思った時、目の前の棚の上に入れなければいけない資料の山があるのに気づく。しまった、これを忘れていたとそこからまたコツコツと袋詰作業を行ってから退勤。


 本屋の前に今日はCDショップへ。もちろんこれを買いました。

こころうた

こころうた


 本屋へ。

 特別付録“旅好き49人が選んだ「ニッポンを旅したくなる本」143冊”を目当てで。

BRUTUS (ブルータス) 2007年 8/1号 [雑誌]

BRUTUS (ブルータス) 2007年 8/1号 [雑誌]

 帰りのバスでは桂枝雀「饅頭こわい」を聴く。この前に観た映画「しゃべれども しゃべれども」で関西から転校してきて友だちができない小学生(この子役がなかなか達者なのだ)が、演じていたのがこの枝雀バージョンだったことを思い出して。


 帰宅後、すぐに「こころうた」を聴くのがなんだかもったいない気がして、録画しておいた「マンチェスター・ユナイテッド浦和レッズ」を観る。思っていたよりもいい試合をしている。時差ぼけでベストコンディションではないユナイテッドであるが、ロナウドルーニーの若手2人がよく走っている。彼らのプレーを見ているだけで楽しくなる。そこにギグスと“突貫小僧”(と個人的に呼んでいる)スコールズというベテランが絡んでくるんだから面白くないわけないな。
 レッズも怪我やアジアカップでレギュラー選手を欠きながらも健闘していた。なかでも最近注目されなくなってしまった小野が、オランダ時代の輝きを取り戻したようなゴール前での余裕あるプレーで観客を湧かせていたのがうれしい。試合は2対2のドロー。


 満を持して「こころうた」を聴く。全13曲の内、約半数の6曲がアン嬢のオリジナル(1曲だけ作詞は別の人)。我々はこのアルバムで初めてシンガーソングライターとしてのアン・サリーと出会うことになる。そのどれもが、どこかで聴いたことがあるような、懐かしさを感じさせる曲ばかり。童謡のようでもあり、懐メロのようでもある。オリジナルがその歌い手の歌いたい曲をストレートに表現しているのだとすれば、やっぱり彼女は懐かしき佳曲を歌うことが好きな歌い手なのだと思う。
 このCDにはNHKの「みんなのうた」で流されている「のびろのびろだいすきな木」の映像が収録されている。ハードディスク録画したものをテレビで観るより、このCDからパソコン画面で観る方が映像がとても美しい。


 『BRUTUS』や日垣隆「どっからでもかかって来い!」を眺めながら、繰り返し「こころうた」。