台風が近づきつつある雨の日。昨日買った傘をさして出かける。
結局昨晩は日本対UAE戦を最後まで観てしまったため寝不足だ。
昼過ぎまで職場で仕事。その後、野外仕事のため職場を出る。バスと電車を乗り継ぎ3時に現場へ到着。まずは、現場近くのガラス張りのカフェで遅い昼食をとる。今日のランチであるハンバーグ定食を頼む。肉であることを感じさせない何とも言えない食感のハンバーグだった。デザートとしてスイカがつく。今年初めてのスイカだ。
ガラス越しの風景は雨に煙っている。ここから陸上競技場が見えるのだが、台風含みの雨がザッーと降る中をクラブ活動の高校生や大学生がびしょ濡れで走っていた。えらいなぁと思う。
雨の中で2時間ほど仕事をして終了。その後、現場近くのブックオフに寄る。
- 植草圭之助「冬の花 悠子」(中公文庫)
- 飛田穂洲「熱球三十年」(中公文庫)
- 広瀬正「マイナス・ゼロ」(集英社文庫)
- パトリシア・ハイスミス「スモールgの夜」(扶桑ミステリー)
- 戸板康二「新ちょっといい話」(文春文庫)
- 戸板康二「新々ちょっといい話」(文春文庫)
- 戸板康二「最後のちょっといい話」(文春文庫)
すべて105円。植草圭之助は黒澤明監督とコンビを組んだ脚本家。
帰りの車中で高島俊男「お言葉ですが…8」を読む。囲碁の話が続く。知らないことが多く面白い。
いつものコンビニで明日の分の食料まで買い込んでから帰宅。明日は台風の暴風域に入りそうなので、家に籠る準備をしておくのだ。
帰宅して、和風焼うどんとサラダからなる夕食をとってから、読書。
「袖のボタン」の続き。丸谷さんお得意の仲間褒めを味わう。「石原都知事に逆らつて」では、鹿島茂氏の著作を褒め、「水戸室内管弦楽団」では水戸芸術館館長の吉田秀和氏を褒め、「中島敦を読み返す」では開口一番に三浦雅士「出生の秘密」をとりあげ、「モノノアハレ」では『もの』という言葉の語源を語るのに大野晋氏の掲げるタミル語による説に賛同する。これはもうひとつの芸だと思っているため心安らかに楽しむ。
雑誌『ノーサイド』のバックナンバーを引っ張り出してきてしばし眺める。いい雑誌だったなとしみじみ思う。
今日のヴォーカルアルバムはこれ。
- アーティスト: Morgana King
- 出版社/メーカー: Polygram Records
- 発売日: 1992/11/17
- メディア: CD
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