一億円のプリンター。


 今日は久方ぶりの完全フリーの休日だ。

 ゆっくりと目覚めると枕元の携帯にメールの着信が入る。「行ってきます」というメールに「いってらっしゃい」という返信を送る。独り暮らしなので、こういう会話をすることがないから、ちょっと新鮮で楽しくなる。


 天気も上々であるから、洗濯機を2度まわす。その間にこれを観る。



 テリー・ジョーンズマイケル・ペイリンビリー・アイドルが出ている子供向け番組なのだが、ほとんど「モンティ・パイソン」と同じノリだ。「キャプテン・ファンタスティック」という連続ヒーローものが出てくる。この手のスケッチはこの3人の好みなのか。また、音楽とのコラボレーションも多く、アイドルやペイリンの歌も聴くことができる。



 午後から駅前まで出る。昨年の秋にプリンターが壊れてしまい、自宅ではパソコンの文書をプリントアウトできない状況が続いていた。どのみち、夏に控えた自宅での机仕事ではどうしてもプリンターが必要になるし、明後日に迫った往来座外市用の値札のプリントアウトもしなければならないため、駅ビル内の家電量販店に買いに行く。
 出掛けにアマゾンのレビューなどをチェックし、canonのMP600にしようと決めていたのだが、なにも聞かずに買うのもつまらないので、近くにいた店員に「インクはどれくらいもつのか」とか「値引きがあると言うがいくらになるのか」といった基本的なことを聞いてみるとことごとくわからないらしく、その度にどこかへ行ってしまう。質問したことを後悔し始めたところに戻ってきて「×××××円です」との答え。アマゾンの価格より安いのでそれでは買いますとなり、レジ担当者に引き渡される。レジ担当者が口にした値段は先ほどより1000円以上安かった。これが逆だったらちょっと困るよ。いつもながらこの家電量販店には驚かされる。


 帰宅してプリンターのセッティングを行う。多少とまどったものの何とか無事パソコンとつながる。印刷のほかにコピーやスキャナもできるんだから、いつの間にか世の中はすごいことになっているんだな。ただ、この一億円入るアタッシュケースみたいなデカさは何とかならないものだろうか。


 プリンターを使って無事、値札や段ボールに貼る屋号などをプリントアウトする。きれいにカラーも出ているのでうれしい。インク代を考えて、近くのコンビニへコピーに行く。ここのカラーコピーよりうちのプリンターのカラーの方がきれいだなとすでに身内びいき状態になっている自分がなんとなくおかしい。


 部屋に戻り、コピーしてきた値札にリストを見ながら書名と値段を書いていく。書き終わったらそれを鋏で1枚1枚切り離す作業。さすがに100枚以上あるので、途中で鋏の切れ味が鈍ってしまった。こういった細かい作業が大変なのだが、またこれが楽しいのだ。



 午前中の入浴時に、バスマジックリンをかけておいた風呂場や入浴具をスポンジで洗い、シャワーで洗浄。最後はカビを避けるため冷たい水を掛ける。そうするようにやっくんが言っていた。もちろん、セーラー服ではない方のやっくんです。



 夕食は買っておいた冷やし中華の麺を茹で、その上に買っておいたサラダをかけて、ゴマダレでいただく。満足。



 ブログ散歩をしていたら、6月7月のNHK「みんなのうた」(http://www.nhk.or.jp/minna/new_song/pre.html)でアン・サリー嬢の歌が流れることを知る。歌手だけではなく作曲・編曲もアン嬢自身が手がけている。「のびろのびろだいすきな木」という題名。これは楽しみ。忘れずにチェックしなくては。


 天気予報を見ると5日の土曜は持ちそうだが、6日の日曜は雨になる様子。せっかくの外市だからなんとか晴れてほしいのだが、雨用アイテム「外鮮門」の晴れの舞台ともなるので一概に雨を嫌ってもいけないか。