ワインレッドの心。

 朝から休日出張。

 風が強い中で野外で過ごす。昼食は仕事場近くの食堂でカツカレー。食後に食堂の自販機で“リアルゴールドとカルピスのミックス”なるものを発見する。とりあえず、ボタンを押して飲んでみた。やっぱり、リアルゴールドを入れたカルピスの味がした。


 仕事の合間に、休憩所で読書。「文豪の古典力」の漱石編を読み継ぐ。


 思ったより、早く仕事が終わる。横浜駅西口の有隣堂で2冊購入。

 ずっと探していた「天文台日記」にやっと出会った。有隣堂はカバーの色を選ぶことができる。いつもは黒ばかりを選ぶのだが、なぜか反射的にワインレッドと声が出た。今日はワインレッドの心なのだろう。


 有隣堂の文具売場で欲しかったMOLESKINEのcitynotebook“LONDON”を入手。まさに字の如く手にしっくりと入るちょうど良いサイズだ。しばらくロンドンには行けそうもないが、この手帳を眺めながら、今度ロンドンの街を歩く日を楽しみに生きていこうと思う。


 帰りの電車で「天文台日記」を読み出す。途中下車してちょっとブックオフに寄り道。

 上の文庫3冊は105円棚から。『coyote』は特集が“バンクーバーからはじめる”であったので半額棚から購入。まさか1年前には自分が仕事でバンクーバーに行くとは思わなかったので買ってなかったもの。


 帰宅後、入浴。森高千里のベストアルバムを流す。「渡良瀬橋」を聴くためだ。今日新聞でこの歌の歌碑が橋の近くにつくられたことを読み、久し振りに聴いてみたくなったのだ。それにしても「ロックンロール県庁所在地」ってすごいな。作詞作曲森高千里であることもまたすごい。


天文台日記」を少し読み継ぐ。石田さんが好きだと言うバッハの「無伴奏チェロ組曲」や星を観察しながら流しているビル・エバンスピアノ曲をこちらも流しながら日記を読み進む。石田さんが夜食にうどんを食べているのを読んで、シマダヤのうどんを茹でて、納豆をからめて食べる。

バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲)

バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲)

Explorations

Explorations


 その後、『coyote』を読んだり、「ロング・グッドバイ」の続きを読んだりして過ごす。
 『coyote』のバンクーバー特集はなかなか充実していて楽しい。松浦弥太郎さんが訪れたCHROMA BOOKSというバンクーバーの古本屋に行ってみたいな。なんだか、段々海外出張が待ち遠しくなってきた。
 海外出張と言えば、昨日細かい行程表を初めて見てみると、10日間のうち後半の3日はハワイ滞在となっていた。「えっ、そうなの」という感じでびっくり。ハワイも初めてだ。あっ、『coyote』No.4のハワイ特集号も買ってないや。


 日曜洋画劇場で「ロッキー4」を観る。初めて自分で女の子を誘って行った映画であることと、淀川長治さんの解説が流れると聞いていたので。いろんな意味で懐かしかった。淀長さんいいな。