literature from Canada


 遅番の日。

 風呂に入って、仕度を整え、外の寒さを慮ってスプリングコートを羽織る。


 コンビニでおにぎりと野菜の煮物を買って職場へ。ジンジャー入りのチャイを入れて、朝食代わりにおにぎり1つ。昨日の夜からおにぎりばかり食べているような気がするな。


 同僚の家庭の事情により、この夏代わりに海外出張へ行くことになる。期間は10日間ほどで、行き先はカナダだ。滞在先の都市名など具体的なことはまだ分からない。行ったことのない国なので楽しみでもあり、さまざまな仕事を抱えた時期の出張でもあることを考えると頭の痛い部分もあり、複雑。


 仕事帰りに本屋へ寄ってカナダ関係の書籍を探すが、ガイドブック以外にこれといった本が見当たらない。誰かカナダの面白い小説とかを教えてくれないかな。
 代わりにこの雑誌を見つける。

 特集が「見た目も重要!“思わず買い”のブックガイド」。


 帰宅するとポストに『Monthly Takamitsu』129号が届いていた。
 夕食をとり、風呂に入って体をあっためる。湯舟の中で聴いたのはこのアルバム。1曲目がアン・サリー「夜来香」だ。

LOVE plants compilation vol.3

LOVE plants compilation vol.3


 風呂上がりに『Monthly Takamitsu』に目を通す。長野に行って半年経った岡町さんは、ライブのレポートの合間に長野の観客の反応の熟れなさを嘆いている。「松元ヒロ・ソロライブ」のレポートで引用される松元ヒロの発言がいい。僕も今年の流行語大賞は《なんとか還元水》にあげるべきだと思う。自分が身を置いている場所の現実を忘れないためにも。


 買ってきた『Real Desigh』6月号を眺める。デザイナーやクリエーターと呼ばれる人たちが思わず買ってしまった本を紹介している。その他、チューリッヒ大学やイエール大学の図書館やコペンハーゲン及びストックホルムの図書館の写真もある。とくに見開きのストックホルムの図書館のカラフルな背表紙の本棚に悩殺された。
 特別付録“東京ブックガイド”では、デザイン好きに好まれるような東京のブックショップが紹介されている。

 『Real Desigh』に載っていたMOLESKINEのシティノートブックという手帳型のトラベルブックが欲しい。現在都市別に12冊が発売されているとのこと。まずはLONDONを手に入れたい。
 MOLESKINEのサイトを見たが、カナダの都市の発売予定はなかった。