多産主義でいこう。


 仕事で電話をかけるのだが、何度かけても誰も出ない。
 あきらめて退勤する。

 本屋へ。

  • 『pen』3月1日号

 特集は“ロックのデザイン”。この中に“各界のロック好き50人が選ぶ、私の愛するジャケット・デザイン”というコーナーがあり、そこにアン・サリー嬢が登場しているのを知って購入する。
 

 家の近くのコンビニで夕食を買っていると、最近よく見かけるオカマ言葉のおじさん店員から「あ、花粉症ですか、目の回りが真っ赤ですよ」と声をかけられる。どうやら顔を覚えられたらしい。少しひき気味で店を後にする。


 帰宅して、先程の場所にまた電話する。誰も出ない。やっぱり、あきらめる。


 『pen』を開いてアン嬢の選んだジャケットを観る。

サーフズ・アップ

サーフズ・アップ

 ふ〜ん、ビーチボーイズだ。彼女がアルバムに収録した「ディズニーガール」はここからとったのだということが分かった。アン・サリー・オフィシャル・サイトの日記によると新しいアルバムの録音が順調に進んでいるらしい。それから2人目の子どもがお腹にいることも報告されている。どこぞの大臣ではないけれども、アン嬢のアルバムに関しては多産主義でお願いしたいものだ。