なぜか10円。


職場の建物から建物に架かるガラス張りの空中廊下を歩いていると外に雪がちらついている。夜かと思っていたらもう降り始めたのかと思う。


午後遅くに退勤するともう雪はやんでいた。


本屋へ。

姫野エッセイは大好きなので、新潮文庫版を大幅に再編集して《全文全項目、一文字目から書き直した》となれば買わなければと思ってしまう。
長嶋本は単行本が出たときから気になっていたのだが、すぐに書店の棚に見なくなってしまい、文庫化を待っていたもの。


携帯メールで旧作半額クーポンが送られて来ていたため、TSUTAYAを覗く。借りたい映画はすべて新作か準旧作であった。そのまま店を出る。


帰宅後、「書評家〈狐〉の読書遺産」(文春新書)の続きを読む。
このように本を読む喜びを豊かに伝えてくれる目利きがいなくなったことは本当に残念だと思いながら読了。持っていない本の中で、井上究一郎ガリマールの家」、辻惟雄「奇想の系譜」に惹かれる。


ソフトバンクテレコムから料金督促状が届く。請求金額は10円。いったいこれは何の料金なのだろう。どうも家にある電話に関わるものらしいのだがよくわからない。それにしても10円の請求をするのに郵便代はいくらかかっているのだろうか。


今日の4000番台。

ブラウン・シュガー

ブラウン・シュガー


オルガンのフレディ・ローチジョー・ヘンダーソンを迎えて吹き込んだのがこの4168番。ラストの「オール・ナイト・ロング」でゆったりとしたテンポにのってヘンダーソンがゆるゆると吹き誇るソロがいい。