職場の机回りの整理をするため今日は大きなバッグを持って行く。机の上の書棚に置いておいた本を4、5冊持ち帰ることにする。大判の本ばかりなので肩から下げたカバンの紐がずっしりと体に食い込む。
本屋へ。
これは1991年に刊行された「落語は物語を捨てられるか」(新しい芸能研究室)の文庫化。巻末に柳家小三治師匠の「自殺の功名」という短い解説がついている。
TSUTAYAへ。
昨日借りたCDを4枚返却する。割引クーポンがあるので桂枝雀師匠のCDを3枚借りて帰る。
無印良品へ。
職場で使う2007年のダイアリーを購入。展示品のソファーの上で気持ち良さそうに小さなおばあさんが寝ていた。
帰りのバスでは立川談志「高座版 現代落語論」を聴く。文楽・志ん生・圓生といった名人達の人物像をいろいろなエピソードを絡めて語っている。声帯模写付き。
帰宅後、借りたCDをiTunesに取り込む。そう言えば昨日桂米朝師匠の「地獄八景亡者戯」を取り込もうとしたら何故かiTunesでは立川談春「紺屋高尾」と表示されてしまう。もともと談春さんの「紺屋高尾」は入っているため、同じ表記が並んでしまうことになった。これじゃ再生してみないとどちらが米朝師匠なのかわからないよ。表記を変える方法があるのか調べてみなくては。
その後、「『国語』の近代史」の続き。サクッと読んでしまいたいのだが、思うように進まない。
気分転換に『en-taxi』から坪内祐三「文藝奇譚 −−村上春樹の新訳『グレート・ギャツビー』・小島信夫の死・大江健三郎−−」を読む。大江氏がなにもしてくれなかったと非難する村上氏の言葉を引いた後に坪内さんは「懐かしい年への手紙」を読んで《救済》されたと書く。僕は大江氏の小説がピンとこない人間なのでこの結びの言葉を読んでただそうなのかと思うしかない。
今日の4000番台。
- アーティスト: Art Blakey
- 出版社/メーカー: Blue Note Records
- 発売日: 1998/01/13
- メディア: CD
- この商品を含むブログ (4件) を見る
モーガン、ショーター、ティモンズのいるJMのアルバムが4156番。ここらへんの番号のアルバムのほとんどは録音年が1963年なのだが、これは1961年録音のもの。そのため、このところ聴いているBNのアルバムには薄いファンキージャズ、ハードバップジャズの匂いが濃く漂う。やっぱりこっちの方が性にあうな。思いのほかショーターがハードバッパーしていていい。