肝とキモッ。

出張3日目。


今日は空き時間が結構あったため荻原浩「神様からひと言」を読む。
上司ともめてお客様相談室に左遷された男の話。
ステレオタイプなダメ人間の中で同じ左遷組の篠崎と元社長秘書の宍戸のキャラクターが生き生きしている。
エンターテイメントの肝はこういうキャラクターをしっかり作れるかどうかだろうなと思う。


夜、ホテルのテレビで「のだめカンタービレ」を観る。のだめの実家に千秋が訪ねて行くところは原作をうまく再現しているのだが、玉木千秋の壊れ方は原作を超えている。彼の白目をむいた表情は原作の千秋真一ファンにしたら「えっ、なにこれ、キモッ!」ということになるかもしれないが、このはじけ方は嫌いじゃない。この人やぱりいいや。
10時から宴会があるためクリスマスコンサートの途中でテレビから離れることに。
続きは家に帰ってから録画で楽しもう。