あしたのジョブ。


ここ数日抱えていた仕事に一応のかたをつけて職場を出る。


本屋へ。

『yomyom』は新潮社から出た新しい雑誌。奥付を見ると『小説新潮』1月号別冊とある。そういう扱いなんだ。まっかな表紙(というか全体)が鮮やか。軽いソフトな作りも悪くない。創刊号ということで目次に並んでいる人たちも豪勢だ。この充実度をいつまで維持できるのかなと要らぬ心配をしてしまう。


帰宅後、買ってきた雑誌をつまみ読み。『yomyom』の後ろの方に南陀楼綾繁さん出題による小説検定がある。今回のテーマは「食べ物」。解答つきの入門編でも知らないものが多い。今号のお題に答える葉書を送ると全問正解者の中から3名に好きな新潮文庫5冊が当たるプレゼントもある。やろうと思ったけど、いろいろ調べないと僕には答えらないのでパスして、角田光代「涙の読書日記」を読んでお茶を濁す。短いエッセイだけど本好きにはたまらない文章だ。気になる人の比較的短い文章がたくさん入っているので角田さんいうところの6候補とすることに決定。


文學界』は新年号ということで矢作俊彦「常夏の豚」(小説)や高橋英夫「夢幻逍遥」(評論)といった新連載が始まっている。



明日の仕事のための下準備をする。気疲れのする仕事だけに少しナーバス気味。あまり考えすぎても仕方ないから、明日の自分に賭けることにしよう。


今日の4000番台。

ステップ・ライトリー

ステップ・ライトリー


当時はお蔵入りで未発表だったブルー・ミッチェルのリーダー作が4142番。番号だけでジャケットデザインは決まっていなかったため、ジャケットは日本人デザイナーの手になるもの。リード・マイルスを意識していることはわかるがやっぱり別物だな。演奏自体は可もなく不可もなし。5曲目の「クライ・ミー・ア・リバー」を聴くとジュリー・ロンドンの「わが名はジュリー」を思い出す。
今日は彼女を聴きながら眠ろう。