2代、3代、4代。


今朝は悪夢にうなされることなく起床。


通勤のバスの中でリレー落語「妾馬」の馬生師匠による前半を聴く。


今日は本来なら遅番の日であるが、仕事のスケジュールが特別期間なので朝から出勤。
その代わりと言うわけではないのだが、午後早くに仕事をあがる。
仕事中、会計係から電話があって先々月の幕張出張の宿泊代及び交通費が出たという知らせ。1万4千円ほど立替分が戻ってきた。うれしい。


昼食を食べようと駅前に行くと吉野家で昼時のみ牛丼が復活していることを思い出す。
何年ぶりかで吉野家の牛丼を食べる。久しぶりに食べてみると以前より味が濃いような気が。それとも販売終了の3時近い時間であったので、具が煮詰まっていたのかもしれない。


家賃の払い込みや日用品の買い物をして駅ビル内の家電量販店を覗く。家にあるプリンター(モノクロのインクジェット)が壊れたため買い換えようと新製品を眺めてみるが、みな不恰好なくらい大きいので、うんざりしてすぐに店を出る。もっと、どうにかならないのかな。


本屋へ。臨時の現金が財布に加わったので、先送りしていたこの2冊を購入。

  • 「文芸誌『海』精選短編集」(中公文庫)
  • 「文芸誌『海』子供の宇宙」(中公文庫)

「精選短編集」は改めて目次を見るとなかなか粒ぞろいだ。読んだことはないが水上勉「踏切」という題名を見て、石田千さんは読んだのだろうかと思う。


帰りのバスで「妾馬」後半を志ん生師匠で聴く。さすがお父ちゃんは余裕シャクシャクで聴衆を笑わせている。


コンビニでこれを見つける。

特集“知性のお散歩、私が目覚める本197”。本屋では買いにくい雑誌なのだが、すいている平日昼のコンビニで、レジがおばちゃんとくればハードルは高くない。買ってしまう。

madame FIGARO japon (フィガロ ジャポン) 2006年 12/20号 [雑誌]

madame FIGARO japon (フィガロ ジャポン) 2006年 12/20号 [雑誌]


帰宅して、休日にできなかった洗濯をする。その間、これまで見逃していた「のだめカンタービレ」2回分をYoutubeで視聴。まずい、ますますはまって行きそうだ。


持ち帰りの仕事を少々。『フィガロ・ジャポン』をパラパラ。オススメの10冊や70年代作家へのアンケートやジャンル別推薦本をいろんな選者が選ぶページなど定番を女性誌ならではの美しいヴィジュアルで見せている。濃いとも薄いとも言えない特集を斜め読みして、自分には関係なさそうな後のページを眺めていると特集とは別枠で「古い出版社と昔の本が素敵!」というページを発見。長谷川郁夫「美酒と革嚢」の話を皮切りに歴史ある出版社やすでに消えてしまったが歴史にその名を残した出版社の本の書影と説明をきれいなレイアウトで紹介している。消えた出版社では第一書房改造社、文体社などが取り上げられている。この手の女性誌にしてはなんとも濃いページだなあと感心する。ライターの一人が三宅やす子を祖母に持ち、三宅艶子を母に持つ三宅菊子さんだ。4代に渡る文筆の血を継承する幸田家に対抗できるのは三宅家でしょうね。


「神戸の古本力」読了。口笛文庫と宇仁菅書店にはやはり行ってみたい。


今日の4000番台。

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ジョー・ヘンダーソンのBN初アルバムが4140番。1曲目があの有名曲「ブルー・ボッサ」なのだからつかみはオーケー。2曲目のドーハム作のバラード、4曲目のヘンダーソン作のボサノバ、それに5曲目に「人力車」なんて曲まで出てくる。ドーハムやマッコイと言った脇の人もしっかりしている。デビューアルバムではあるが、どこか落ち着きを感じさせる1枚。