鶏の敵を豚でとる。


たいてい職場での昼食は出入りの仕出し弁当(日替わりメニュー)なのだが、今日はトリの手羽先の高菜煮だった。これが大失敗。もともと手羽があまり得意でない上に、グズグズに煮込まれた鶏肉の食感もよろしくない。食後、いつまでもヤな感じが残る。


退勤後、その鶏のマイナス記憶を消し去るためにとんかつ屋で生姜焼き定食を頼む。鶏の敵を豚でとるつもり。料理待ちの時間は、先程本屋で買ってきたこれを読んで潰す。

  • 『SIGHT』vol.30

“ブック・オブ・ザ・イヤー2006!!”が載っているのを見つけて購入。今年は丸ごと特集ではなく、“君は読んだか!自民・憲法改正案の本音”というメイン特集の後ろに隠れてひっそりと置かれているような具合。イラストの安倍晋三総理がピースサインをしている表紙じゃ、まさかブック・オブ・ザ・イヤーが載っているとは思わないよ。
内容はいつも通り、文芸・評論部門は高橋源一郎×斎藤美奈子対談ですすめられている。斎藤さんが選んだ3冊のうちの1冊荒川洋治文芸時評という感想」はお二人とも高評価。本の山から探して読まなきゃという気にさせる。編集部が選んだ今年話題の本の1冊藤原正彦国家の品格」はボロクソに言われてます。


とんかつ屋で食べる生姜焼き定食は思ったよりもパンチ不足。いつものロースカツ定食にすればよかったとトボトボと店を後にする。仇討ち失敗。


そのせいか、持ち帰りの仕事が進まない。いつもの先送り癖がズルズルと時間を消費していく。困ったもんです。


進まない仕事を脇によけて、来年の1月5日に横浜にぎわい座で行われる「談春七夜アンコール2007」のチケットをネットで予約する。来年を楽しみに迎えられるように。




今日の4000番台。

African High Life

African High Life


アフリカ音楽のソロモン・イロリがBNに吹き込んだ初リーダーアルバムが4136番。これ、ジャズではないですね。アフリカの土着音楽と西洋音楽が融合してできたハイ・ライフ・ミュージックというものだそうだ。ドラムにコンガに歌にカウベル。ジャケットがオシャレだ。