あとがきがえり。


仕事を終えて本屋へ。

錦糸町・亀戸・両国”特集。巻頭近くの「街の証言者」というコーナーに一箱古本市の時の旅猫雑貨店の金子さんが登場している。昨日お会いした時に金子さんからお聞きしていたのだ。金子さんから教えてもらったことをチェックする。本当だ。思わず買ってしまう。


帰りのバス待ちで「神戸の古本力」を読む。

バスの中では桂枝雀「日和ちがい」を聴く。まだ枝雀師匠が襲名したばかりの比較的若い頃のもの。この全集CDは噺の収録数が多いため仕方がないことなのだが、先日聴いた師匠の「雨乞い源兵衛」のマクラとまったく同じというのはちょっとひっかかる。若いころの録音であるから、後年の砕けた調子はまだ余りない。


帰宅後、昨日の日記を書き足す。あるブログに「古本・夜の学校」のトーク内容について誰か詳しく書いてくれないかとあったのを読んで、少し加筆してみる。こちらの聞き違い、記憶ちがいもあると思うので割り引いて読んでください。


畠中さんが褒めていた石田千「屋上がえり」のあとがきを読む。
題名の由来を知るとともにほのぼのとする。
ほんわりふ抜けた顔を人に咎められたら「こちとら“あとがき”がえりだい」とでも言おうか。


今日の4000番台。

ハッピー・フレイム・オブ・マインド

ハッピー・フレイム・オブ・マインド


ホレス・パーランのBNアルバム7作目となるはずが、ジャケット・番号ともに決まっていたのに当時はお蔵入りになっていたのがこの4134番。
ブッカー・アービン、ジョニー・コールズ、グラント・グリーン、ホレス・パーラン・トリオというこの組み合わせを思う。一人ひとりはそれなりに名を売っているメンバーなのだが、一緒になるとなんだかとてもマイナー感が漂ってしまうところがなんともいえない。お蔵入りは演奏の質と言うことではなく、このマイナー感にあるのかも。