鳥海先輩を思う。


本日は遅番。
風呂で古今亭志ん生「品川心中」を聴く。


いつものように仕事を終えて本屋へ。

『吟遊書人』は恒例の神田神保町古書街ガイド。たしかにこのネズミ色の表紙はどうかと思うな。
バス待ちで「座談会 書物ブログから見た神保町」を読む。退屈男さん、書物蔵さん、本の街さんが参加した南陀楼綾繁さん司会の座談会だ。お三方の似顔絵が内澤旬子さんのペンで擬獣化されて描かれている。退屈男さんと本の街さんにはお会いしたことがあるのでお顔を存じているのだが、書物蔵さんのお顔を拝見するのは初めてだ。とはいえ、この擬獣似顔絵で知った気になっていいのかと言う問題はあるのだが。
自分にとってなじみ深いブログの方たちなので興味深く読んだ。退屈男さんがネットと街の両面でいかにフットワークがいいかに今更ながら感心する。


帰宅してポストを見るとbk1から高島俊男お言葉ですが… 第11巻」(連合出版)が届いていた。
早速あとがきを読むと、高島さんはこの本をこれまでとはまったく別の作りの本として自費出版しようと考えたらしいが、連合出版の方が引き受けてくれて、これまでと同じ藤枝リュウジ氏に装幀・装画を依頼し、今までのシリーズを踏襲する本の作りになったと言う。僕もこの方がよかったと思うな。それとなんといっても、巻末の通巻索引が素晴らしい。こういう読者の便宜を考えた手間を惜しまない仕事ぶりに頭が下がる。


録画しておいたサッカーU21「日本対韓国」戦を流しながら、『ku:nel』を眺めたり、『吟遊書人』所収の古書店に付されている岡崎武志さんのコメントをつまみ読みしたりして過ごす。鳥海書房のページを見たら大学時代の先輩にここの息子さんがいたことを思い出す。鳥海先輩はお元気だろうか。


サッカーのため今日の4000番台は休み。


【購入できる新刊数=2】