ウィーン、プラハ古書の時間。


朝、目覚めると激しい風雨の音が窓の外から聴こえる。
その雨風をBGMに朝風呂に浸かる。


職場へ行くとスタッフに急な欠員ができていて、予定外の仕事が舞い込み昼過ぎまで息もつけない状況が続いた。午後から少し自分のペースになってきてホッとする。


退勤時に雨が降っていたので同僚が車で送ってくれる。
家の近くのコンビニ前でおろしてもらう。何か雑誌が買いたくなり、これを選ぶ。

特集が“ウィーン、プラハ古都の時間”。やはり「カフェと古本屋を巡って、ぶらりプラハ文学散歩。」というページに目がいってしまう。7軒ほどのブックカフェや古本屋が紹介されている。ジャズプレーヤーのチャールズ・ミンガスから名前をとった「ミンガス」なんて本屋がプラハにあるということがなんだがうれしい。いっそ“ウィーン、プラハ古書の時間”特集だったらよかったのに。
後半のページにはイギリスの映画監督ケン・ローチのインタビューが載っている。「カルラの歌」や「マイ・ネイム・イズ・ジョー」は劇場に観に行ったな。そうだ「SWEET SIXTEEN」はDVDを買ってあるのだがまだ観ていなかったことを思い出す。
次号の広告を見ると“知性のお散歩、私が目覚める本199”という特集らしい。コピーにはちょっとガクッとくるが、本特集となれば次号も買ってしまいそう。


嵐山光三郎昭和出版残侠伝」(筑摩書房)のさわりをちょっと読む。



今日の4000番台。

ウナ・マス

ウナ・マス


ケニー・ドーハムがハンコック、ヘンダーソン、ウィリアムスといった若手を従えて吹き込んだのがこの4127番。ドーハムの手になる全3曲が収録されており、すべて7分以上の長さを持つ。これが50年台だったらジャムセッションアルバムと言われるのだろうが、新主流派の若手たちの存在がアドリブ競演だけではない端正さを感じさせてくれる。熱演の中にもどこかクールな印象を残す若手の中でリーダーのドーハムはクール抜きのホットな演奏を聴かせてくれる。


【購入できる新刊数=2】