仕事でムシャクシャしたことがあった。
気晴らしに本屋へ。
- 『東京人』12月号
特集が“中央線の魂 オレンジ電車よ、さようなら”。小特集が“生誕80年山口瞳の東京地図”だ。
CDショップの店頭でワゴンセールが行われている。モーツアルトや映画音楽に混じって「昭和の演芸」という3枚組が2000円で売っているのを見つける。【01漫才】(エンタツ・アチャコ、てんや・わんや、桂子・好江、捨丸・春代、千代若・千代菊、Wけんじ)、【02演芸】(桜井長一郎、古川ロッパ、坂野比呂志、柳家三亀松、三代広沢駒蔵)、【03落語】(志ん生「品川心中」、夢楽「寄合酒」、歌丸「質屋蔵」)という内容。
駅前のつけ麺屋で夕食を食べ、腹ごなしにサブカル系古本屋に寄る。
100円均一棚から松崎天民「銀座」(中公文庫)を拾う。ダブリ本だが“肌色文庫”用に。
帰宅後、『東京人』から岡崎武志さんの「沿線古書店の新勢力。」を読む。町田の高原書店出身の店主(「よみた屋」の澄田さん、「音羽館」の広瀬夫妻、「ささま書店」店員の野村さん)を結ぶ前半と、阿佐ヶ谷のニューウエーブ古書店を中心に紹介した後半という構成になっている。
「石田書房」が移転とあるのだが、どこへ移転するのだろう。
買ってきた「昭和の演芸」から古川ロッパ“漫談〜百人模写”を聴く。ロッパが銀座を歩いていてたくさんの有名人に出会うという設定の声帯模写なのだが真似されている人たちが昔の人たち(大辻司郎、徳川夢声、藤原義江、早川雪舟など)なので似てるかどうかはわからない。ただ、ロッパの芸の雰囲気を感じることができる。
今日の4000番台。
- アーティスト: アイク・ケベック,ウィリー・ボボ,ウェンデル・マーシャル,ガーヴィン・マッソー,ケニー・バレル
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 2004/08/25
- メディア: CD
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アイク・ケベックのボサノバアルバムが4114番。共演のケニー・バレルが作曲した最初の「ロイエ」がいい。愛聴しているバレルの「ミッドナイト・ブルー」の世界そのままだ。
【購入できる新刊数=1】