君たちを忘れない。


出勤すると週末の出張でたまっていた仕事がゴツンと頭の上からのしかかってくる。


退勤して本屋へ。ざっと1周して3冊を小脇に抱える。

レジ前に並んだ時に、サイフに千円札1枚しか入っていないことを思い出す。土日の出張でもろもろ立て替えたりして紙幣が払底していたのだった。すごすごと元あった場所に3冊を戻す。君たちが僕の手の中にあったことはきっと忘れないよなんて言いながらも、明日になると他の本を買っていたりしてね。


帰宅するとポストに古書現世目録『逍遥』75号が届いていた。早速、封を開けて裏表紙の「店番日記」に目を通し、それから目録掲載の書名著者名を追っていく。
3冊選んでメールで注文。予想は1勝2敗といったところでしょうか。


今日の4000番台。

ザ・ラテン・ビット

ザ・ラテン・ビット


グラント・グリーンによるラテンナンバー集が4111番。ジャズのCDをかけながら本を読んでいるとなんだか聴き流している後ろめたさを感じたりしているのだが、ラテンナンバーだと不思議と何も感じない。えっ、6曲目の「マイ・リトル・スエード・シューズ」はパーカー作のジャズナンバーではないかって、気にしない、気にしない。


何も買えなかったのでそのまま。
【購入できる新刊数=2】