新刊は台車に乗って。


今日は集中してデスクワークに励む。


退勤後、本屋へ。
坪内祐三さんの新刊が出ているらしいと知り、本棚や平台を探すが見当たらず。諦めかけた時に通路に台車が置いてあるのが目に入る。もしやと思ってその上に乗っている本に目を走らせるとありました。早速レジへ。

同時発売の「本日記」(本の雑誌社)はまだのようだ。

この地元の本屋には村上春樹文庫本を集めた平台があり、村上氏がノーベル文学賞候補となった頃にできたのだが、今では“村上春樹の文庫本を集めてみましたフェア”という貼り紙がしてある。同情しつつも笑ってしまう。


帰宅後、用意していた一箱古本市の段ボールを近くのコンビニに持って行き、ゆうパックで送る。あとは当日の天気だ。


持ち帰りの仕事をサクッと終わらせて、買ってきた「酒日誌」を読み始める。昨日「路上派遊書日記」を読んだばかりなので、日記読書力が上がっており、こちらもサクサクと読み進める。150ページほど読んだ。
当たり前のことだが、連載1回分毎にそれなりのキーワードなどを作ったり、『エンタクシー』の編集長《イキさん》を道化役として使ったりしながら、ちゃんと読物になる工夫がされている。坪内さんのサービス精神を改めて感じるな。



今日の4000番台。

春の如く

春の如く


アイク・ケベックがオルガントリオと吹き込んだ4105番。正直オルガンとの共演だからと言って演奏が変わるという人ではない。1曲目の「春の如く」のバラードプレイに耳を傾ける。このゆっくりしたテンポで朗々とやられては、オルガンはかたなしだろう。いや、お見事。


購入1。
【購入できる新刊数=1】