日陰には最高の季節。


本日も終日出張の野外仕事。
昨日以上の陽射しの強さに恐れおののきながらも、なんとか仕事をこなす。


午前の仕事が終わり、シューマイ弁当を食べた後、しばし日陰にパイプ椅子を持ち出してうとうとする。日陰にいる分には汗は出ない。日陰には最高の季節なのかもしれないな。


夕方、仕事を終え、電車で地元へ。
車中ではマイク・ロイコ「男のコラム1」(河出文庫)を読む。これは荻原魚雷さんがどこかのコラムで紹介していたのを読んで記憶に残り、先月の下鴨納涼古本まつりで買ったもの。
数編読んだだけだが、面白い。アメリカ映画によく出てくる、ぼさぼさ頭でヨレヨレのスーツ、口には曲がったタバコをくわえた皮肉屋で恰幅のいい初老の新聞社のデスクを彷彿とさせる語り口。


本屋を覗いてから、うどんの「杵屋」で夕食。冷やし中華風うどんといなりの定食という炭水化物に特化した食事をとる。


バスでは志ん朝「佃祭」を聴く。命の恩人である本所の旦那を心から歓待する佃島の夫婦の姿を志ん朝師匠が愛情を込めて描いているのがわかる。日曜の夕方に聴くとしんみりする。


帰宅後、川口喬一「昭和初年の『ユリシーズ』」の続きを読む。


今日の4000番台。

At the Half Note Cafe

At the Half Note Cafe


ドナルド・バードがペッパー・アダムスと組んだバンドのハーフ・ノート・カフェにおけるライブ盤が4060&4061番。ライオン夫人であるルース・メイソンのアナウンスに続いて「マイ・ガール・シャール」のイントロが始まるところのライブ感にウキウキする。


今日は読了・購入ともになし。


【購入できる新刊数=4】