バンクリの夏。


今日はゆっくり出勤すればいいのでいつもより目覚ましを1時間遅くセットしておいたのだが、気がつけばそれを止めて1時間以上寝過ごしてしまう。


あわてて職場へ行き、汗をかきかき仕事をする。今年始めて蝉の声を聞く。
今日は運勢が悪いのか、いろいろと小振りな災いが押し寄せ、予定の仕事がなかなか進まない。なんとか片を付けて退勤。


本屋へ。

  • 『この文庫がすごい!2006年版』(宝島社)

エンターテインメント小説とはあまり縁がないのだが、この手のベストものはやっぱり買ってしまう。
今年度のベスト10の中で読んだことのあるのは、第3位の水村美苗本格小説」と第7位連城三紀彦「戻り川心中」の2作だけ。ともに単行本で読んだものだけれど。「戻り川心中」が文庫で復刊されていたとは知らなかった。20年ぶりくらいに読み返してみようかな。


帰宅してブログ散歩。「daily-sumus」で林哲夫さんが今年の下鴨納涼古本まつりの初日に行うスムース同人の方たちとのランチ会の参加者を募集している。今年は初日から行く予定なので、早速メールで参加希望を出す。さほどの時をおかず林さんから返信メールが。これはやはり“バンクリ”(「万障繰り合わせて」の略)で行かねばなるまい。


山村修「〈狐〉が選んだ入門書」(ちくま新書)読了。


今日の4000番台。

バード・イン・ハンド

バード・イン・ハンド


ドナルド・バードによる3管フロントのアルバムが4019番。バードのトランペット、アダムスのバリトンとくればマクリーンのアルトと来そうなものだが、ここではチャーリー・ラウズが並んでいる。モーガンのような切れ味はないがバードの端正な音色がとても心地よい。ラウズは僕にとってはストックフレーズの人。昔の芸人が同じギャグを何十年も繰り返しているような味わいがある。またか、と思いながらも思わず頬がゆるむ。


読了1。
【購入できる新刊数=3】