ドンドン、チャカポコの世界。


梅雨はどこに行ったのだろうと思う暑い日が続いている。


先週末で山を一つ越したつもりでいたのだが、今週から来週にかけて次の山々がそびえ立っているのが嫌でも目につくようになった。まあ、ぼちぼち頑張りますか。


夜9時近くに退勤。
買う権利がないので本屋はぐるりと店内を巡回するだけ。
小林信彦「うらなり」の装幀はこうなっているのか、カポーティ「冷血」(新潮文庫)の新刊が出ているな、おや丸谷才一訳のグリーン「ブライトン・ロック」だよ、小谷野敦谷崎潤一郎伝」はまだ並んでいないや等々と思いながら店をあとにする。


家に着くとポストに佐藤藝古堂の目録が届いていた。
ブログ散歩をしているとdaily-sumus林哲夫さんも佐藤藝古堂目録に触れている。林さんが褒めていた裏表紙の岡田則夫さんによる「落語本蒐集四十年」の「谷中・鶉屋書店の巻」を読む。鶉屋書店の店主が他の店に出た落語速記本を手に入れるまでの粋な振る舞いが見事に活写されている。
目録で一度も買ったことがなく、いつ送られてこなくなるかと思っているのだが、有り難いことにまだ送ってもらえている。これで最後かもしれないと毎回思う。


今日の4000番台。

ホリデイ・フォー・スキンズ Vol.2

ホリデイ・フォー・スキンズ Vol.2


昨日に続くドラムナイトの4005番。そろそろ普通のジャズを聴きたくなる耳にレイ・ブライアント作曲の2曲目がうれしい。ブライアントのピアノにドナルド・バードのトランペット演奏が聴ける。その後はまたドンドン、チャカポコの世界へ。



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