ムックの文句。

明日、休日出勤しなくてよいように夜までかけて仕事を仕上げる。


本屋へ。

寺山修司』は雑誌コーナーに面出しされていたので、出たばかりと思って買ったら2003年に出たものの増刷だった。
ミステリ・マガジン』は創刊50周年記念号。巻頭にずらっと記念エッセイを並べる。丸谷才一浅井愼平片岡義男木田元北村薫林海象林家正蔵養老孟司他。都筑道夫編集による『EQMM』として出発し、『ミステリ・マガジン』となって現在まで続いている。実は、この雑誌を買ったことがほとんどない。今回を含めて10冊に満たないだろう。中高時代、読書の中心がミステリ小説であった僕の愛読誌は、確か光文社で出していた方の『EQMM』であった。こちらは毎月買って、愛読した。特に、当時大好きだったレックス・スタウトネロ・ウルフシリーズの未翻訳中編が掲載されるのを楽しみにしていたものだ。それと、年に1回掲載されるスタンリイ・エリンの短編小説も。


帰宅後、買ってきた雑誌等を眺めたり、読みかけの本をちょっと読んだりして過ごす。
テレビをつけると、ワールドカップ関連の番組やニュースばかりが目に入る。最近感じるのは、FWの巻選手の代表入りをサプライズと呼ぶことへの違和感と日本代表のオフィシャル・スーツのカッコ悪さだ。
代表に呼ばれ、何度も試合に出場している巻選手が選ばれるのはサプライズでも何でもない。キング・カズが選ばれればそれこそサプライズであるが。
キャプテン・宮本選手がチームメートの意向をまとめて、ダンヒルがつくったという代表のスーツであるが、どうも僕にはぱっとしないものにしか見えない。グレイの色が悪いわけではなく、そのスーツに白いシャツと青いネクタイを合わせるところに問題があると思う。20万すると言うあのスーツと同じものが20代、30代のサラリーマンに大人気だというニュースをテレビで見たが、有名なサッカー選手でもない一般人があのスーツを着てもただ地味になるだけだと思うけどな。かと言って、『LEON』系ちょいワルオヤジ服に走られても困ってしまうけれども。


本日も読了本はなく、新刊の購入もなし。ムックは雑誌扱いとするのでカウントしないことを今日決める。雑誌コーナーに置いてあったのだから、誰にも文句は言わせないぞ。

【購入できる新刊数=2】