0の焦点。

今日も朝から気ぜわしくコマネズミみたいにちょろちょろと動き回って夕方を迎える。何やら眠くてしょうがないためいつもより早めに退勤。


地元のサブカル系古本屋へ。

新刊を買うことができないため、つい古本を買ってしまう。
前者は最近注目の杉本さんのエッセイ集。昨日買った「半日半夜」とともに楽しみたい。
後者はジェイムズ・ジョイスの「ユリシーズ」を出版した本屋の店主による回想記。ジョイス関連本として前から欲しかった本。関連本は集まってくるのだが、肝腎の「ユリシーズ」をまだ読了していないのだ。困ったな。


帰宅後、読みかけだった高島俊男お言葉ですが……10」を読み継ぐ。読み始めのページに音楽学者・兼常清佐博士のことが出てくる。確かこの人の随筆集が岩波で出ていてその編を杉本秀太郎さんがやっていたはずだ。高島さんの文章を読むとこの兼常博士という人はなかなか面白い人であるようだ。ピアニスト無用論を唱えたり、アララギ派の重鎮・斎藤茂吉氏をこき下ろしたりとその弾けっぷりに興味がわく。


この本を探求本にしよう。

音楽と生活―兼常清佐随筆集 (岩波文庫)

音楽と生活―兼常清佐随筆集 (岩波文庫)


高島本は眠くて読了できず。そのため新刊は買えず。読了本を増やさねばと焦る。

【購入できる新刊数=0】