七月の槍。

朝5時起きで、休日出張。
年に一度の河川敷での仕事なのだが、今年は暖かくて助かった。いつもならズボンの下にスキータイツをはき込んでいかねば耐えられないほど朝の河原は寒いのだ。昨年より早く午後1時半には終了。
その足で河川敷近くのブックオフを覗く。105円棚から4冊。

石川本は文学関係者を中心とした人物回想集。以前に「日用帳」(id:foujita)や「退屈男と本と街」で取り上げられていたので気になっていた本。
「夢を食いつづけた男」は「スーダラ節」に太鼓判を押したエピソードで有名なお父さんのポルトレを植木等さんが書いている。
藤原本は学研M文庫で出た「私の絵日記」の元版の1つ。学研版には入っていない「こんなおみせしってる?」が入っていたり、ビジュアル版らしくカラーページが豊富にあるので買っておく。文春文庫ビジュアル版はあなどれないなと思う。
三位一体の神話」は以前に上巻だけ買ってあり、下巻を探していたのだが本日目出度く入手。ただ、棚には上下セットで置いてあったので、また上巻だけ棚に残すこととなったのがちょっと申し訳ないような。とにかく、林哲夫さんの装画が素敵だ(ブックデザインは間村俊一さん)。
三位一体の神話(上) (光文社文庫)三位一体の神話(下) (光文社文庫)
地元に戻り、吉野家で遅い昼食。店内に流れているCMが“おいしくなった「ブタ」丼をどうぞ”と言っているのを確認する。以前、豚丼は「トン丼」か「ブタ丼」か悩んだことがあり、これにて決着がつく。
帰宅後、やらねばなぬ仕事があるのだが、眠いのと疲れたのとでぼんやりと過ごす。夕食は「ラ王 沖縄そば」。レトルトの角煮と紅ショウガがついている。インスタントだから、美味しいというわけではないが、ソーキソバを食べている気分にはなった。数年前、同僚に連れられて田園都市線のあざみ野にあるとても美味しい沖縄料理の店に行き、いっぺんに好きになった。しかし、その後に入った他の店では、あんまり美味しいと思ったことがない。地元からあざみ野に行くにはいろいろ電車を乗り継がなくてはならず、ちょっと面倒なのだ。近場にいい店があればなあと思っていたら、駅前に沖縄ラーメンの店が開店するとの張り紙があった。今月末には営業を開始するらしい。これはチェックしなければなるまい。
ぼんやりしていたいが、やることをやらなくては。