自宅へ戻る。

今朝も目覚めると母親はすでに箱根駅伝を見ていた。結局ゴールまで家族で観戦する。またいつもの三が日となった。その後、弟に駅まで送ってもらう。
帰りの車中で「荊の城」の続き。第一部まで読んだが、1冊本の「半身」と比べるとちょっと冗長な感じ。第二部で語り手が代わり、少し気分が変わる。この後いろいろな仕掛けが動き出すのだろう。やっぱり長い休暇でないと読めない本だな。
帰宅してポストから年賀状を取り出す。岡崎武志さんからも素晴らしいアン・サリー嬢の似顔絵が書かれた賀状をいただいた。出していなかった人からの賀状が思ったより多い。あわてて30枚ほど書く。職場で「虚礼廃止令」がでたためか同僚からのものは少なくなった。確かに毎日顔を合わせる同僚たちと賀状のやり取りをする必要はあまり感じないが、普段会うことのない知人とのやり取りは楽しい。友人からの葉書に書かれたほんの1行に心救われる思いがする。送る年賀状に書いた己の悪筆を見ているとこの殴り書きがそのような思いを相手に起こさせるとは到底考えられない。よい友人に恵まれたということか。
古畑任三郎」を観る。石坂浩二金田一耕助による角川映画横溝正史シリーズへのトリビュート作品ですね、これは。ちょっとアガサ・クリスティの「カーテン」が入っているけど。論理の粗を探せばいろいろあるだろうが、最後の古畑任三郎を楽しむ。久し振りの今泉いじりも堪能する。明日はイチローだ。