心の傷。

職場の広報誌はなんとか昼までに入稿を完了する。夕方にゲラがあがってきたので、人影まばらな職場で赤ペンを走らせる。追加の写真等もメールで送った。後は明日執筆者の人たちに確認をしてもらおう。
今日同僚から日曜日に日産スタジアムで行われるトヨタカップ決勝に誘われる。サッカー関係の仕事をしているので枠を持っているのだ。順当に行けばリバプールサンパウロの戦いだろう。リバプール見たいな。オーウェンはいないけど、ジェラードとシセがいるし。そういえば、5年ほど前の正月、旅行でロンドンにいてトッテナムリバプールの試合にオーウェン見たさで行ったところ怪我で欠場していてがっかりしたことがあった。その翌年はトッテナムニューキャッスルをシアラー目当てに見に行き、これも欠場でがっくりしたことを思い出す。しかも、ダフ屋から高いチケットを買ってしまい、隣りにいたイギリスのフーリガンの兄ちゃんにその金額の高いことを何度もコケにされて笑われたという心の傷もあるのだった。
退勤後本屋へ。

今日はサイフにお金があるので買えた。「文士風狂録」はカバーの紙質がキャンバスの生地みたいな触感で、その上にのった林哲夫さんの書物の絵がいい。この装幀で内容が青山光二氏が語る織田作、安吾、太宰とくればもう言うことはないですね。
『クイック・ジャパン』は“ラジオ”特集。小沢昭一立川談志萩本欽一近田春夫佐野元春明石家さんま内村光良といった人びとへのインタビューが掲載されている。それよりもなによりも、坪内祐三草森紳一近代ナリコ荻原魚雷さんたちの連載が楽しみで買ってしまう。
帰宅して、本日アマゾンから届いた立川談春「20年目の収穫祭」というCDをiTunesに入れる。それをipodに移しておく。明日、移動中などに聴いて楽しむつもり。
今日買った本をパラパラと読む。青山光二氏語るところの大嘘つきの坂口安吾や魚雷さんを震撼させる病気の温床である漫画喫茶など。
今日聴いたアルバム。

ファット・ジャズ(紙)

ファット・ジャズ(紙)

コルネット、アルト、チューバからなる3管のフロントラインが変わっていて面白い。ジャズをやろうと考える若者が楽器としてチューバを選ぶのだろうか?たぶん、ブラスバンドで誰もやり手のいないチューバを引き受け(たぶん、体が大きく心優しかったのだろう)、その楽器を吹いているうちにジャズというものに出会ったのではないか。そんなことを思いながら聴いていた。