アントンとアン。

週の初めなのでどうも気がのらないのだが、時間に余裕のある日のためマイペースで仕事をこなすことができ、細かい懸案がいくつか片付いたのは有り難かった。
夕方、仕事で野外に出ると、風が冷たい。冬という言葉を今シーズン初めて意識した。
どうも先週の風邪が、悪化もしないが治りもしないという様子で、体の芯に居座り、体調の不具合を演出しているような感じだ。ときおり、悪寒のようなものが体を通り過ぎて行く。今日は早く寝ることにしよう。
帰宅して、ブログ散歩。おまささんからのトラックバックによって横浜西口の有隣堂で見た月の輪書林古書目録の展示は、別の本屋でも行われていることを知る。おまささんのご推察の通り、これは晶文社による販促なのかもしれない。
先週、ちょっと必要があって、山田稔編「チェーホフ 短篇と手紙」(みすず書房)を手に取り、冒頭の山田稔さんによる「チェーホフの距離」と最初の短篇「かき」を読んだ。そう言えば、数年前にロジェ・グルニエチェーホフの感じ」(みすず書房)を読んだことがあり、最近その訳者が山田さんであることを知った。先日の「日用帳」に山田さんがらみでチェーホフを読みたくなったと書いてあったのでそのことを思い出した。
アン・サリー嬢が12月25日に横浜赤レンガでクリスマスコンサートを行うということを知り、このサイト(http://mars.eplus.co.jp/ss/kougyou/syosai.asp?kc=006754&ks=10http://mars.eplus.co.jp/ss/kougyou/syosai.asp?kc=006754&ks=10)に辿り着く。ここでアン嬢がラジオのブース内でギターを伴奏に「胸の振子」を歌っている映像を見ることができる。アン様フアンは必見です。12月8日に岡崎さんと渋谷のライブに行く予定なのだが、このクリスマスコンサートのチケット先行予約も入れてしまう。とりあえず、チケット2枚を申し込んだ。誰と行くかはチケットを確保した時点で考えることにしよう。

チェーホフ 短篇と手紙 (大人の本棚)