BOOKMANの会へ。

今日は職場の運動会。思ったより天気がよく、思いっきり日焼けをする。まるでしこたま飲んだ赤ら顔状態だ。
綱引きに参加して、真剣に戦う。ああ、明日がコワイ。きっと筋肉痛で体がギクシャクするに違いない。
5時に職場を出て、茗荷谷へ。車中は鈴木地蔵「市井作家列伝」を再読。今日はBOOKMANの会に参加する。南陀楼綾繁さんと書肆アクセスの畠中さんにお誘いを受け、今日の運びとなった。会場は「寿和苑」という料亭のような貸し会場。初めての場所なので余裕を持って行ったため、集合の7時より20分早く着いてしまった。まだ誰もいない。座って「市井作家列伝」を読んでいると、「脇役本」のハマダさん、「日用帳」の藤田さん、書肆アクセスの畠中さん、南陀楼さん、右文書院の青柳さん、未来社の小柳さん、「四季の味」の藤田さん、青空文庫の野口さんと続々参加者の方達がいらっしゃる。そして今日のゲストである鈴木地蔵さんも登場。遅れて書肆アクセスの青木さんもいらっしゃった。
約2時間に渡って鈴木さんの話をお聞きする。神保町との出会い、出版ニュース社でのお仕事の話、雑誌『文游』の話など色々楽しく興味深い話題が盛りだくさんの120分であった。鈴木さんの著書「匠の仕事ばなし」(文游社)と『文游』第24号をいただく。ありがとうございました。
その後、茗荷谷駅近くの居酒屋で2次会。青木さん、小柳さん、野口さんと同じテーブルとなる。また隣りのテーブルの2人の藤田さんともお話をする。「日用帳」の藤田さんは前にもお顔は拝見したことがあるのだが、言葉を交わすのは初めて。いつも「日用帳」や「彼岸過迄」などの腰の据わった目のよさの光る記述に感心することしきりなので、お話をする機会を楽しみにしていたのだ。僕の地元にも詳しく、またこのブログもご覧になってくれているとのこと。
僕を除く参加者のほとんどが会の前に早稲田青空古本祭に寄ってきたということで、本の入った紙袋やカバンを手にされている。ハマダさんが1500円で入手したというテレビ番組「人に歴史あり」のLPに目を奪われる。片面が徳川夢声でもう一方が桂文楽という豪華版。欲しい。やはりLPジャケットはいいな。写真が映える大きさだ。
11時過ぎまでいて、退席する。帰りの車中は、2次会で小柳さんからもらった『未来』10月号を読む。向井透史さんの「開店まで 早稲田古書店街外史」は関書店。最後の段落がいいですね。きまってます。
明日の休日出張の予定が、急遽キャンセルになる。これで穴八幡へ行けるぞ。よし。