この気持ちが危ない。

遅番なので8時に起床。洗濯機を回し、寝床で「古書肆・弘文荘訪問記」の続きを読む。洗濯物を干し、シャワーを浴びてから出勤。昨日のカラオケでノドが少し痛い。上着を手に持って職場への道を歩く。途中の銀行で家賃を振り込み、駅ビルで昼食を買う。
職場へ着くと、急な仕事が待っており、後は慌ただしく時間が過ぎて行った。昨日の飲み会で支払った会費が3000円バックされる。むふふ。
仕事帰りの本屋で2冊。

文藝春秋特別版』は“一冊の本が人生を変える”。「okatakeの日記」の昨日の記事で、岡崎武志さんがコラムを5つ書いていること知った。また、丸谷才一×三浦雅士×鹿島茂「決定版・世界文学全集を編集する」という鼎談にも惹かれたので購入する。
「世に出ないことば」は荒川さんの「夜のある町で」、「忘れられる過去」に続くみすず書房版エッセイ集第3弾。過去の2冊も楽しく読んだので、この本も手に入れる。
両方で3600円ほど。600円ちかく足が出た。まあ、600円で2冊買ったと思えば安いものだ。この気持ちが危ないのだよな。
本屋で見かけた気になる新刊。

  • 平田 耀子 (編)「本間久雄日記」(松柏社

名前は知っているが著作は読んだことのない明治文学研究者の日記。興味あり、読んでみたい。
帰宅後、テレビをつけると映画「世界の中心で、愛をさけぶ」がやっていたので、ぼうっと観る。これはヒロイン役の長澤まさみを見せるための映画ですね。柴咲コウは損をしている感じ。ただ、長澤まさみがテープに吹き込んでいるメッセージの舌っ足らずさがどうもこそばゆくていけない。役者としてクドカンが出ているのだが、脚本の方に参加してもらった方がよかったのではないかと思ったりして。
世に出ないことば 本間久雄日記