見たかシモタカ。

職場での仕事を終え、午後から出張。在来線では間に合わないので、新幹線で行く。交通費は在来線でしかでないのだがしょうがない。台風が近づいているためか時折スコールのような雨が降る。明日はどうなるのだろう。
地元に戻り、床屋へ行く。なんとか閉店前にもぐり込み、最後の客になることができた。いつものように気持ちよく居眠り。
先日友人からのメールで、今夜テレビ東京の「出没アド街ック天国」で“下高井戸”特集が放映されると知り、チャンネルを合わせる。10代から20代にかけて足掛け7年を過ごした場所なので懐かしい。『彷書月刊』編集長・田村治芳さんが店長をしていた「ポエム」や下高井戸シネマがランクインしていた。下高井戸シネマでは色々な映画を観た。「真夏の夜のジャズ」、「ツィゴイネルワイゼン」、「ニュー・シネマ・パラダイス」、「太陽と月に背いて」など。こういう街のミニシアターが存続してくれているのはうれしい限りだ。現在は「ミリオンダラー・ベイビー」がかかっている(9月30日まで)とのこと。観たい映画だけに行きたいのはやまやまなのだが、今月中は身動きが取れそうもない。残念。
こちらも残念ながら古本屋のランクインなし。野坂昭如氏の御用達である豊川堂が出てくるかと思ったのだが、近くの商店街にしかスポットが当たっていなかった。下高井戸の古本屋と言えばバラード堂というシャレたセンスのいい店があったのだが、最近目黒川沿いに移転したらしい。あの円形のウインドウが印象的な店舗は、その後何の店が入っているのだろうか。できたら別の古本屋ができているといいのだが。今度確認しに行ってみよう。
ブログ「Steptext」(id:rarayan0520)の23日の日記に《マキノ正博の傑作ミュージカル映画『鴛鴦歌合戦』のDVDが12月9日に発売されることを知り、小躍りする。》という記述を見つける。この「鴛鴦歌合戦」は「決闘高田の馬場」とともに大好きなマキノ正博監督作品。ともにビデオで持っているが、今後のことを考えるとDVD購入も視野に入れておくべきかも。とりあえず、暇をみてビデオを観直してみよう。両作品とも志村喬さんの怪演・好演が印象深い。