ふ〜ん、そうなのか。

本日は休日出張。野外での仕事なのだが、朝9時で気温34度を超える。むちゃくちゃでごじゃりまするがな。
暑さに辟易していると、3時過ぎに突然空が暗雲に覆われたかと思うと、スコールのような大雨が落ちてきた。30分ほどで小雨に変わると、急に涼しくなった。
帰宅したのは夜の7時半。急いで投票所へ。日曜日に働いている人がいることを選挙を企画している人たちは考えていないのだな。だったら平日に事前投票をと言うかもしれないが、こちとら平日も働いているのだ。ハガキと身分証明書があれば、最寄りの投票所のどこででも投票できるようにならないのかな。それができないのならば、住基ネットって一体なんなのだろう。家から離れた不便な投票所へ行ったついでに、その近くのブックオフへ。

全て105円棚から。
宇野本は、尾崎士郎東郷青児、北原武夫等との深い関わりを描く自伝的小説集というので買ってみた。
結城本は講談社文芸文庫の新刊で出ることを知り、中公文庫版を購入。この作品が連載されていた当時の中央公論社の文芸雑誌『海』を読んでいたため、やはり中公文庫で読みたくなった。
「戦争童話集」はカバーの違う改版を持っているのだが、池田満寿夫画伯のカバーがモンティパイソンのテリー・ギリアム調なので買ってしまう。
高田本もダブリであることが濃厚。しかし、「江戸前で笑いたい」(中公文庫)ほど持っていることに確信がなかった。伊東四朗立川談志三木のり平萩本欽一青島幸男谷啓など豪華なメンバーとの対談集。なんと解説は宮藤官九郎さん。2001年に出た本なのだが、解説を読むとクドカンは18歳の時に立川談志「現代落語論」を読んでいる。「タイガー&ドラゴン」が書かれたのも必然と呼べる気がする。
浅草キッド本は、いくつかのブログの評判を読んでいたのと、解説が坪内祐三氏だったから。面白そう。
家に戻り、TVをつけると、ほとんどのチャンネルで選挙特番。こんなのNHKだけでやればいいし、明日その結果だけ報告してくれればいいよ。筑紫哲也久米宏両キャスターの横並び。なんだか見るにしのびない。結果に関しては、ふ〜ん、そうなのかとしか言いようがない。結果がどうなろうと、明日はまた来てしまうのだ。まあ、それも問題だとは思うのだが。




【月刊アン・サリー計画/今日の1曲】

上で書いた浅草キッドからの単純な連想。でも、この歌嫌いではない。あと美空ひばりの歌では「お祭りマンボ」が好き。美空ひばりの神格化は困りものだが、コンサートで息も切らせず「お祭りマンボ」をヒットメドレー中の一曲として歌い切る姿にはプロの矜持を感じた。
アン嬢には「東京キッド」を少しスローなテンポで歌ってもらいたい。彼女が歌えば、“歌も楽し〜やぁ”のところで見たことのない焼跡の残る東京の広い空が見えるような気がする。