「珈琲時光」

今日は仕事が早く終わる。なんだか知らないが変に疲れを感じ、早々に職場を出る。
帰りに古本屋により均一台から1冊。

グレアム・グリーンも前々から読んでみたいと思っている作家だ。映画化された「おとなしいアメリカ人」の原作本も持っている。映画の方を観てから原作に挑戦してみようかとも思う。
TSUTAYAにより以前に友人から薦められた「珈琲時光」のDVDを借りる。家に戻り1時間ほど横になると体が楽になった。どうやら寝不足が疲れのもとらしい。
珈琲時光」を観る。小津安二郎生誕100年記念として製作された映画で、古本屋が出てくるということだけ事前に知っていた。お茶の水都電荒川線、日暮里、洗足池などあまりに個人的記憶に重なる場所その他のため客観的に観られず、映画としての評価をするような冷静な思考が持てない。ただ、小津安二郎へのオマージュという観点でこの映画を観てしまうと落胆の方が大きいのではないかと思う。小津安二郎へのオマージュ作品としてはトラン・アン・ユン監督の「夏至」のほうがいい。
映画への思いではなく、個人的な記憶が堰を切ったように押し寄せてきて胸苦しくなる。
夜、持ち帰った仕事を少し。雨が窓を叩いている。

アンテナに普段チェックしているブログを追加しました。もっと早く追加しようと思っていたのですが、根っからの面倒くさがりのため遅くなりました。この他にも追加したいブログは多々あれど、それはまた別の機会に。

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