岡崎日誌ブログ化(出版化)計画

昨日書いた岡崎武志さんの日誌ブログ化希望に対する反応が多数あった。
四谷書房店主さんの「web読書手帖」や向井さんの「店番日記」にも引用されている。
密偵おまさの市中視廻り日録」のおまささんにもコメントを頂戴した。
みなさん、同じ思いであるらしい。

岡崎さんの存在やその著書によって古本の楽しみを知ったという人も多いのではないか。
岡崎さんの登場以前に古本屋通いをしていた僕にしても、岡崎さんの本を読む事によって、古本をもっと楽しんでいいんだという姿勢と方法を教えてもらったように思う。
また、岡崎さんは著作だけではなく、さまざまな古本関係のイベントにも参加し、古本及び古本屋が世間に明るく楽しく受け入れられるための地道な活動をされている。関西出身の出自に恥じない巧みなトークの才もその活動に大きく寄与していると思われる。
僕はこれまで、三省堂での古本イベントで2回、中野で行われた彷書月刊のイベントで1回、岡崎さんの弁舌に触れているが、いつも楽しい時間を過ごしたと感じている。特に、三省堂の特設会場(という名の小部屋)における山本善行さんとの均一VS赤貧の対談はお金を払っても構わないほど面白かった(思い出してみるとその時すぐ近くに向井透史さんが座っており、時々岡崎さんから話し掛けられていた)。
岡崎さんの本を読まなければ、田村書店店頭均一台(タテキン)やささま書店の店頭均一台を覗く喜びと楽しみを知るのはもっと遅くなっていたはずだ。そう思えば、岡崎さんに足を向けて眠れない(岡崎さんの薫陶よろしく古本を買い続けているため枕元にも平積みの本があり、これがいつ顔の上に崩れてくるかと心配で眠れなくなりそうな状態でもあるのだが)。
岡崎さんの新刊が2冊出版されるというのも楽しみだし、3月の末に京都で行われる「スムース友の会」にも是非参加し、岡崎さんのトークにまたニンマリとしてみたいと思っている。

あと、日誌を本にして欲しい。晶文社あたりで、是非。もちろん、文庫化は筑摩で。

古本生活読本 (ちくま文庫)  古本極楽ガイド (ちくま文庫)  古本でお散歩 (ちくま文庫)