人事異動がありました。

今日は、職場で人事の発表があった。
念願かなって今の部署を外れる。これにより同時多発的多忙の無限連鎖から解放されることになるだろう。
ただ、そこに残った同僚のことを思うと自分だけ楽をするような気がして申し訳ない気持ちにもなる。
素直に喜べない。損な性分である。

帰り道の書店でやっとこの本を入手。

今日、ちょうど小林信彦「東京散歩 昭和幻想」(知恵の森文庫)を読了したので、次の携帯本はこれに決定。
この小林本については、「退屈男と本と街」の3月8日の記事に丁寧な解説が載っている。読みどころが重なるので、うんうんと肯きながら読んだ。
特に荷風の身長が高いのを表現するのにダイエー(当時)の若田部投手を持ち出すところが、僕にもツボでした。

本日は誕生日。ひとりで贔屓にしている料理屋により、英国風チキンカツカレーとアスパラのバター炒めを食べる。
知り合いの女性から誕生祝のメール。人事異動を喜んでくれる数少ない友人だ。帰宅後、実家の母親から電話。久し振りに家族のことなど話す。とりあえず、自分がひとりではない事を確認する。

デイリースムースに林哲夫さんが東京滞在中の日記を遡ってアップしている。3月5日の件に長身の男として僕が登場しているのが面映い。あの日、僕が帰った後に向井さんだけではなく、坪内さんも来場し、ものすごく豪華な一日となっている。なんだが、映画のロケを見に行って偶然画面の片隅に映ってしまった自分の姿を映画館で見ているような気分。

岡崎武志さんの日誌が更新されている。本業のライターの方が多分無料で書いている日誌にこんなことを言うのは申し訳ないのだが、この日誌をブログにして毎日更新してくれないものだろうか。毎日アクセスして更新されていないことを確認する度にがっかりしてしまうので。
もちろん、山本善行さんの「泣き笑い古本日記」も毎日更新でブログ化を希望します。
これは、勝手ないちフアンの戯言とお聞き流しください。