古本と角煮

今日は半ドンの日なのであるが、急な仕事が入ったため職場を出たのは4時過ぎ。
仕事というのが気の重い来訪者との面談であったためガックリと疲れた。

気分転換に、みなとみらい線に乗り馬車道駅へ。
地上への出口を出てすぐ横にあるルネ横浜馬車道ビル2階の誠文堂書店に行く。この古書店は昨年11月まで伊勢佐木モールにあったのだが、昨年末にこの場所へ移転したのである。暮れから何度も行ってみようと思いながらこれまで果たせず今日の来店となった。

店内のスペースは以前の半分ほど。白を基調とした明るい内装に港横浜らしく船体をイメージしたような曲線を描き出したオシャレな本棚が設えられている。カウンター内にいた奥さん(店主)に声を掛けられ、話をする。この場所に来てから女性客が増えたとのこと。学術書専門のこの店ではこれまでオジサン客ばかりが目についたが、そう言われてみると、店内には女性の姿がちらほら。新装開店祝いに3冊ほど購入。

合計金額から1000円ほど引いてくれる。開店記念セールらしい。

帰りの車内で竹内好魯迅」(講談社文芸文庫)を読むが、週末の疲れでうつらうつら。地元の駅ビルにある書店で仕事関係の本1冊と「[はてな]ではじめるブログ生活」(DART)を買う。

夕食は駅近くの料理屋で。先週の土曜日に友人とここで食べた角煮ピラフが余りにも旨かったのでまた寄ったのだ。焼き筍をおかずに角煮ピラフを食べる。美味しいのは間違いないのだが、やはり食事は誰かと一緒に食べた時のほうがいい味に思えるから不思議だ。この店はBGMにJAZZを使っている。今日はソニー・クラークアート・ペッパーなどが流れていた。

部屋でJAZZの続き。歌手の畠山美由紀がセレクトしたコンピレーションアルバム「LIFE TONE」(COLUMBIA)を聴く。今時のものではなく昔のJAZZを選んでるのがいい。

ライフ・トーン ソングス・フロム・ハー・ルーム セレクテッド・バイ 畠山美由紀